<Melbourne>制限措置が一部緩和、少しずつ日常へ-200日以上のロックダウン生活より
皆さんお久日振です。
全くもって投稿ができていない1ケ月でした。
その間僕は、学校・勉強・仕事・料理教室の運営・その他カフェやジャパニーズバーのミーティングなど幸いなことに充実したものが少なからずですがありました。メルボルンに滞在していた大好きな友人・仲間もそれぞれの国へ帰国していったり、メルボルンから離れたりと出会いと別れもありこの200日以上のロックダウン期間で普通なら経験できない体験と経験を得られることができ、改めて僕自身が何を今後していきたいのか、人生と仕事においてどんな人たちとかかわりを持っていきたいのかなど僕自身の考えを再考慮することができました。
さて、今回は
ロックダウンのさなか何が緩和されたのか
お話ししようと思います。
ちょうど一年前のFlinders St Station のライトアップとても懐かしいです。
10月18日にアナウンスがあり
☆10月19日Melbourne都市圏における制限措置の緩和はステップ3段階が維持されていますが一部のみ緩和しました。
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(1)外出距離制限
(ア)自宅または許可された職場からの距離制限が5kmから25km圏内へ拡大。
(イ)ビクトリア(VIC)州地方区域へは引き続き移動制限有り、運動やレクリエーションのためのVIC州地方区域への移動は不可。
(2)外出制限:買い物、運動、友人や家族に会うための外出時間制限が2時間から制限無しとなり、1日あたりの外出回数は制限無しに変更。
(3)集会:公園やビーチ等屋外の公共の場所では、2世帯10名まで可能(生後12ヶ月未満の乳児は含まれません)。
(4)運動
(ア)屋外の公共の場所では、2世帯10名まで可能。
(イ)パーソナルトレーニングは、トレーナー1名につき参加者2名まで可能。
(5)屋外のスポーツ・レクリエーション施設:テニスコート、ゴルフ場、ローンボーリング等の施設は、以下の条件を満たした上で利用可能。
(ア)屋外スポーツやレクリエーションのための利用。
(イ)道具や器具を共有しない事。
(ウ)更衣室等の屋内施設の利用は不可、トイレは利用可。
(エ)1.5メートルの社会的距離を保ち、1グループにつき2世帯10名まで、同じ世帯の場合は10名以上まで可能。
(オ)利用者数は一度に10名まで(ゴルフ場等のグループ間の距離が100m以上確保できる場合は除く)。
(6)屋外作業従事者:下記業種の作業者は、5名まで現場作業に復帰可能。
(ア)塗装等の住宅のメンテナンスや修理。
(イ)個人住宅などの屋外プールやスパのメンテナンスやクリーニング。
(ウ)非接触での移動式ペットグルーミング。
(エ)ABNを所持するプロによる屋外での写真撮影。
(7)美容師や理髪師:業者登録されていれば、移動式や家庭での営業も可能。
(8)医療関連サービス従事者:現在許可されているPermitted Work Premises リストに記載されている業種は、全ての日常的なケアを提供することが可能。
(9)ハイドロセラピー:ハイドロセラピーを目的としてプールに入れる人数は10名まで可能(医療従事者5名及びクライアント5名)。
(10)屋外プール:原則、30名まで利用可能。
(11)不動産:オークションは住宅用・商業用を問わず、10名を上限として屋外で可能
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なんといっても
制限距離が大幅に伸びたこと、美容室がリオープンしたこと
ここには書かれていませんが
11月2日より
レストラン及びカフェも最大20名のお客様を入れ再開可能になります。
制限距離が変更されたことによって今までCBDにこれなかった郊外に住む方たちも足を運べるようになります。人口密度が高くなる場合もありますが、この現状を打破するためにも少しづつではありますが活動範囲を広げていかないといけませんね。
僕自身は何といってもレストランの営業開始がとても嬉しいところです。テイクアウェイのお仕事もやりがいは感じましたが、お客様を前にして働けるのとはけた違いの差でもどかしい気持ちがありました。この状況でも働かせていただいていることを感謝しながらこれからも仕事を続け、カフェとジャパニーズバーの事業にも携われたらなと思っているところです。
そして
料理教室
NAGOMI-和み-cooking class も始動します!
今まではOnline Cookind Classとして2週間に1回の計5回行ってきました。
その経験も生かして参加者と対面して料理教室を行える日が来るのをとても待ち遠しくしていました。教えることのできる料理の幅も増えますし、参加してくださる皆さんの料理を見ながら味見をしながら完璧に美味しい料理を作ることができます。
クリスマスメニューを第1回目として計画していきたいと思っています。
まだまだロックダウン生活油断できませんが早く日常に戻ることを願うばかりです。
メルボルンにいらしゃる皆さん一緒にもうひと踏ん張り頑張りましょう。
日本から拝見されている方、少しでもメルボルンの状況を知っていただければなと思います。
【とりあえず…】
取り敢えず4か月切っていない髪をバッサリ切りたい!
<メルボルンのロックダウン生活> オンライン料理教室~鯖の味噌煮~12, September
さて、今回のNAGOMI-和み-online cooking classは
和食の青魚料理のTop3に入るであろう
『鯖の味噌煮』でした。
(僕の中での青魚Top3は鯖みそ・鰺フライ・秋刀魚の塩焼きです)
今回も、前回参加していただいた方からのリクエストを行い、その中から選びました。
なかなかご自宅で和食の魚料理を作るとなると準備が分からない、段取りも分からずじまい、なんか大変そう……なんてイメージをお持ちではないでしょうか?
僕が教える要所要所のポイントさえ守れば簡単に魚料理も作れます!
(魚を捌くところは除きます笑)
今回のポイントとして簡単に紹介すると…
1、魚の臭みを取る方法を知る
→特に煮物系は臭みが取れていないと煮汁にも臭みが移ってしまいます。
2、味付けに関しては1歩手前の味付けにする
→少し味が薄いかな、くらいの味付けにすると後からの味付けも簡単です。また素材自体の水分や煮汁が飛ぶので味も自然と煮詰まるということを考慮しながら料理する。甘味は温かいと感じやすく、塩味/苦味は冷たいと感じやすい。このことも考慮すると味付けも失敗しにくくなります。
※他にも灰汁に関して、酢や梅干しなどの酸味の効果、旨味成分の相乗効果などなど
今回は魚下ろし/捌き方も簡単に組み入れました。
なかなか魚を捌く機会はありませんし失敗して当たり前です。挑戦した方、挑戦してみたいと思った方がいてくれたこととてもうれしく思います。
そしていつか魚下ろしをメインとした料理教室を設けたいと思っています。
又、初めて聞いたであろう臭みを取る調理工程の<霜降り/焼き霜>
これをするかしないかで、スーパーやマーケットに売ってある魚の味わいはガラッと変わります。もちろん鮮度が活かっているものであればそこまで変化はありませんが。今回の料理教室で知ってもらいたかったポイントの1つです。
味噌を使った料理をしたいと要望があった瞬間、鯖ミソに決めたようなものです笑
味噌は大匙1杯でおおよそ39kcalです。効用としては、コレステロールを下げる・動脈硬化の予防・老化防止・美肌効果・胃がんや胃潰瘍の予防などがあります。
とても体に良い食品だと改めて気づくのでは?
お酢とお味噌を毎日とることを僕はお勧めしています。
(1杯の味噌汁にお酢を少し入れるだけです!)
また、お味噌の組み合わせは無限大です!味噌も旨味成分であるグルタミン酸がたくさん含まれています。同じグルタミン酸を多く含む昆布、チーズ、玉ねぎ、トマト、白菜など。肉全般、鰹節などのイノシン酸。キノコに多く含まれているグアニル酸。貝類のコハク酸。または食品。これらのような旨味食材と掛け合わせることで旨味のパンチのきいた料理になります。土手鍋やホイル焼き、キムチチゲなど間違いないですね。
オンライン料理教室も3回目を終えました。やり方もまだ探り探りではありますがロックダウンを楽しく乗り越えましょう!
参加希望、また参加していただいた方ありがとうございます。
少なからずの経験ではありますが僕自身の経験を皆さんに届けたいと皆さんに1~10まで教えています。
皆さんからの感想や意見は今後のNAGOMIにとって価値のあるものです。
これからも皆さんと一緒にNAGOMIを作っていきたいと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
NAGOMI-和み-cooking class
~最近はまっていること~
90'sのj-popをよく聴いています。
ミスチル、ドリカム、浜崎あゆみ、RIPSLME、aiko、chemistryなどなど
取り敢えずロックダウンが終わったらカラオケに行きたい笑
料理人の心得 ①道場六三郎 さん[銀座ろくさん亭]
【人の2倍働く、
人が3年かかって覚える
仕事をを1年で身につける】
-道場六三郎[銀座ろくさん亭]より
>道場六三郎さん
フジテレビの人気番組『料理の鉄人』の初代”和の鉄人”であり日本料理界、和食料理界における偉人であり今も89才でありながら厨房に立っている。
和食料理人でありながら西洋料理の食材や調理法を交え、型にとらわれない料理を特徴とし『日本料理界の異端児』とも称されていた。
(from Wikipedia)
道場六三郎 [ろくさん亭]2020年8月の厨房より。夏の前菜、御椀 崩し鱧、竹筒流し お宝色々、鱶ひれ茶碗蒸、糠鯖茶漬ほか。
海外で働いてみて毎回本当に思う事。
日本だとたくさんの良い食材が揃っているという事に限ります!
先ほどの動画でいうのなら
松茸 鱧
青銀杏 鱶ひれ など
あぁ、食べたい、食べた過ぎる…笑
この食材たちを見て尚更日本が恋しく思えました。
さて今回のBlogは偉大な料理人の名言を切り抜き
料理人における心得を僕なりに考えてみました!
【人の2倍働く、人が3年かかって覚える仕事を1年で身につける】
本格的な料理人において技術とはなくてはならないものです。
料理人における技術とは何なのか…
食材における知識、包丁さばき、縦社会の人間関係の作り方、調理法
などたくさんあります。
それらも踏まえて
技術とは 実践して得たものが技術になると思っています。
実践=その仕事に関われた、その仕事を成し遂げた密度
ここにおける密度とは時間ではありますが
時間における中身の濃さを意味しています。
それこそが道場六三郎さんの言葉の意味なのではないのかと思います。
これは現時点での僕の考えです。
例えば、鮨屋で考えてみましょう。
これは僕の先輩の経験談です(上手いように使ってくれと許可を頂きました)
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若い料理人が新米で仕事に就きました。でも10年は下積みです。賄い以外では一切鮨を握ることができません。
やっと下積み経験を10年耐えてさあ、お客様の前で握り始めよう……
…………すると全くもっていい年になっても握ることができません。
たとえ下積みの賄いの内で完璧に握れたとしても年齢30前後の板前がお客様の前ではビクビクしてしまい何もできずに親方から下げられ、カウンターの裏で今までと同じようにシャリを切ったり、ネタの下仕事をしたりしてその日を終えたようです。やっとの思いで板前に立ち、お客様の前で握れる自身もあり、できると思ったのにできなかったのです。ガン泣きしたと言っていました。結局、しっかり胸を張って鮨を握れたのはその日から半年後のことだったそうです。
どの状況下でも何度も実践でやっていることは早く綺麗に自然とできて当たり前です。
やることが同じでもその環境が初めてであればその仕事は初めてする仕事として扱われます。だからといって本番での失敗は許されるものではないので、いかに仕込みや下仕事の際に本番をイメージできるかが実践するにあたっての鍵になると思います。
お店によってはやり方、後輩指導や持ち場の管轄は違います。すべての鮨屋・和食料理屋がこのスタイルで仕事をしているわけではありません。
僕の経験は真逆です。
ホテルで働いてたということもあり早朝から深夜まで仕事をしている時もありました。
小さい声でしか言えませんが19時間……w
しかしその時間の中で和食における基盤にもなりうる
『雑用・下仕事・水場・漬場・前菜場・焼き場・炭場・揚場・煮方・刺場(花板)・鮨』
と早4年で全てにおいて教わることができ習得することができました。
ここで4年目のところで比べてみると技術において漠然とした差が生まれていることは間違いないです。
しかし前者後者にしてもメリットデメリットがあります。
簡単に言えば……
<前者>
メリット→その仕事を抱えるという大切さ、仕事の重さを実感できる。
※やりたいことを働きたい場所で仕事にできている、かつそこでしか経験できないものがたくさんあるという10年
デメリット→考え方によっては10年という無駄な時間。
<後者>
メリット→新しい経験を早く積むことができる。明確に仕事の幅が広がる。
デメリット→持ち場の重大さに気づけない。出来ると過信してしまう。
皆さんも感じ取れるのではないでしょうか?
どちらも間違いではありません。
前者にしても下積み経験の中で覚えることをするべき以上のことを行い、親方から認めてもらえれば10年というう数字が5年となったりします。
この状況下でも【人の2倍働く】という意識をもってすれば何事も時間を無駄にせず自身の時間となり早く新しい経験を積めるのです。
このことは料理人の世界だけではなく、どの仕事にも言えることでもあると思います。
こうして文字に起こしてみると、改めて僕自身何ができてまだ何ができないのかを知ることができましたし、いかにして今後の日本料理界をより良いものに変えていかねばいけないのか考えることができました。今の僕たちの世代が料理長や親方になったときに環境がより良いものになるように今をしっかり努めていかねばなりません。
何を言うかも大切ですが、誰が言うかが最も大切であり影響力があります。経験している人だからこそ語れることがありますし、『頑張る』という誰でもいえる一言もその人が言葉にすることで勢いと説得力があります。
今回は道場六三郎さんの言葉から僕なりに考えてみました。
これからもこのシリーズは続けていきたいと思います。
もし料理に興味がある!こういうの好き!という方は宜しければこれからも読んでいただけると幸いです。
【最近はまっていること】
90年代前半のj-popを聴いています。
料理人のひとりごと 【料理人と料理の存在意義とは】~海外経験をしている中で考え直したこと~
さて今回は踏み込んだ話を聞いていただきたいと思います。
①料理人の存在意義とは…
②料理の存在意義とは…
僕が料理人になりたかった初めからの理由
それは…『人のために働く』でした
人における生活基本であり欠かせないもの
<衣・食・住>
その分野における仕事をしたいと思ったのが始めで
それらを掘り下げていった時に ”食” というものは
地球上における生物全てにおいて必要不可欠なものであることは間違いありません。
人は水を飲まずに4~5日間
人は食事をとらず、水分と睡眠をとっていれば2~3週間生きるとされています。
食べたものがあなたの身体の一部になりますし、体内で働くエネルギー元となります。
その生きる上で欠かせない食事というものが大切なのだと改めて気づいてほしい、
また気づかせることができる存在が料理人なのだと僕は思います。
僕の考えは今も変わっていませんし、海外で働いてみて尚更感じ取れたものです。
ただ食べてもらいたいわけではありません
人間は年月を取るにつれ美味しいものを食べるという手段を手にしました
食材を<調理する>から<料理する>に変わったのです。
読んで字のごとく
料理は
『理(ことわり)』を『料(はか)る』
ものです
→理とは、物事の道筋を立てて考えること、料るとは、はかって処理をすること。
米をはかり、水をはかり、火加減をすることで米は飯という食べる代物に変化します。
つまり料理を広い意味で置き換えるのであれば
食事を作る工程の前の段階から仕上げるまでが<料理>といえると僕は思います。
(生産する人がいて、それらを販売する/購入する人がいる。そして調理する人がいて、食べる人がいる)
作られた料理から何らかのメッセージを与えられることができるのが料理人です。
例えば人は、
寒い時に暖かいものを食べたりすると体はホッとし喜びます。
その感情は『生きている』と思わせる感情であり、実感させられる瞬間です。
そして前向きな思考が芽生え、『生きよう』とまた考えます。それが希望です。
これは根本的な人における本能的な感情ではないでしょうか?
また料理に添えて携わっていく、お店、雰囲気や他のお客様なり、料理に繋がる人々
それらも踏まえて
料理=生きる=希望 という形になる
人間における三大欲求の一つ ”食欲” 又は、食べることは生きることを表す。
食は単なる生命維持以上の意味を持っている。
美味しい食事を食べるだけで人は幸福になれる。
コミュニケーションの場にもなることもあり、
場所とモノによってはコミュニケーションの質が変わることもある。
これを伝えることが現代社会における料理人の存在意義ではないでしょうか。
<最近思うこと…>
食に関してですが
食事制限のほかに食品制限をする人がいるのはご存じでしょうか?
海外で暮らしてみて数多くの食品制限主義者の方に出会い、その人が食事について、かつ生き物についてお話をしてくださったこととても僕にとってはいい意味で衝撃的で何らかの形で携わりたいとも思っていました。
皆さんも少しは聞いたことはあると思います。
・vegetarian (semi-vege, lacto ovo vege, oriental vege, etc...)
菜食主義者、卵や乳製品を食べる
・flexitalian 菜食主義ではあるがいつもではない主義者
・pescatarian 魚介以外の動物の肉を食べない主義者
・pollotarian 鶏肉などの禽獣は食べるが他の赤身肉や魚介類を食べない主義者
・fruitarian 果実食主義者
・liquidarian 液体のもののみ摂取する主義者
中には breatharian ”ブレサリアン” と言って無飲無食で空気を吸うだけで生きている方もいるようです。それには驚きました。
後日、詳しくBlogに書き留めていきたいと思います。
これからもよろしくお願います。
<メルボルン2nd LockDown 6週間チャレンジ> NAGOMI-和み-オンライン料理教室②【チキン南蛮】
8/22(土)にオンライン料理教室を行いました!
今回のお題は
【チキン南蛮】
そもそも南蛮というものは
戦国時代から東南アジアを経由して日本にやって来たポルトガル人や、その文化を指している言葉です。
日本史の勉強をしていた方はわかるかと思いますが
『出島』を中心に南蛮文化の貿易が盛んにおこなわれていましたよね。
その名残から<南蛮漬け>が生まれ、それにチキンを用いて【チキン南蛮】として売り出したのが、地鶏でも有名な宮崎県です。それが広まり家庭料理や庶民食、和食/日本料理と変化しました。
南蛮文化というものは日本料理に関係している点が多く、その中でも名前にポルトガル語がよく使われています。
例えば…
てんぷら
カステラ
バッテラ寿司 など
食べ物ではありませんが
タバコやボタン
なんと面白いことに
ピンからキリまで という言葉
もポルトガル語からきていると言われています。
(ピン=点、キリ=十字架 だそうです)
それがどうして日本語も意味になるかは分かりませんが…笑
少し脱線してしまいましたが笑
今回は10名の参加(8/22(土)にオンライン料理教室を行いました!
前回参加してくださった方からのリクエストとInstagramのアンケートにより
オンラインではありましたが、油を扱う料理に試みました。
油の扱い方、処理や片付け方がわからないからご家庭で揚げ物料理をしない方が大半なのではないでしょうか?今回はそこも含めて簡単に作れて、油に対する恐怖感や苦手意識を少しでも無くしていけたらなという思いもありました。
油は基本180℃で揚げます。
油の温度の確認のやり方に関してもさまざまありますが
今回は簡単な衣(今回は卵)を落として油の中でどのように上がってくるのかの確認で行いました。油が適切な温度になっていないと綺麗なきつね色になりませんし、カラッと仕上がりません。
しかし、皆さんの写真を見る限り油の扱い方に関しては間違ったやり方で揚げている方は見受けられないので僕としてもうれしく思います。オンラインでも揚げ物を少なからず教えられる発見をすることができました!
次回のお題のリクエストもメンチカツやカツ丼などの揚げ物が多め。
これを機に揚げ物を作る、油を扱うことに慣れてたまにご家庭で揚げ物料理をしていただけると心よりうれしく思いますね。
また今回より実感したのは
前回もそうでしたが皆さんのフライパンの様子が見えなかったり味の確認、特に今回は油の温度チェックや扱い方をうまく見れなかったという点です。この点に関しては致し方ないところではあります。オンラインですから。でも、僕としてはそこもできる限りの範囲でより良くしていこうと思っています。
・タイムラグがある
=同じタイミングで確認することが難しい。カメラに写っていなく伝えられなかった。
・ポイントやコツを伝えているとき参加者がまだ作業している場合
=しつこいくらい参加者に確認を取る必要がある。僕自身がコツについてわかっている、コツを伝えたと思ってしまっているので何度も口ずさむ。
まだまだ僕自身の課題も講師としてありますが
この料理教室を通して僕自身も再確認や新しい気づきに出会えると思うので回数を重ねる毎にスムーズな料理進行や確認を行っていきますね。
さて!今回の料理教室を終えて…
僕のメインタスクである
同じ時間を共有して同じ美味しい料理を食べよう!
感覚的に掴みつつ料理進行が出来てきました。
ただ料理をするのであればクックパッドさんやYouTubeなどの映像メディアを見ていただければ良いと僕は思っています。
僕自身の料理教室は
参加してくださる方に分からないこと(栄養面やコツ、知識)と同じことを共有させることができる、そしてそれが家庭料理で何度でも使える、応用できる。何よりまた同じ料理を作りたいと思って頂けるような料理をクラスを通して皆さんで作り上げることができることが一番の目的です。僕がこれまで和食料理人として学んだことは包み隠さず皆さんに教えたいですし、知ってもらいたいです。
現時点の参加者は、女性層(特に主婦さん)が8割を超えています。僕の教室は特別なものは一切使いません。ご家庭にあるもので美味しい料理を作ることができますので『味のレパートリー増やしたい!』『この調味料のほかの使い道ってあるの?』などと思っている女性必見です。
もちろん男性に関しても『これぞTHE男飯!!!!』みたいな簡単でボリューミーな料理、『料理したことないけどしてみたい』という方も是非参加できるので興味のある方は一度参加してみてはどうでしょうか?世界中どこからでも受講できます!
次回のお題は今週中にアンケートを取り決めたいと思っているところです。
またのお楽しみに...
NAGOMI-和み- cooking class
【最近思うちょっとしたこと】
趣味のカードマジックとギターまた始めてみようかな。
料理人のひとりごと <最近思うこと…>
8月からの新しい生活環境にも慣れてきました!
朝から晩までのきっちりスケジュール
学校→仕事→勉強 の毎日 学生みたいな生活に逆戻り笑
その他➡オンライン料理教室の制作管理、Blogや他のSNSの投稿
個人的ビジネスの作成案、仕事間の人との繋がりを維持 など
コロナの状況下だからこそ、やりたいことを思いっきりしようとしている途中…
毎日、新しいことを取り敢えずやってみよう!精神です
ちゃんと予測や下準備は整えた状態で行い(結果を見てから)考えてみることに今はしています。全部僕が行動しているのですべて良かったことも悪いことも僕に返ってきます。誰にも迷惑をかけていないからこそ出来ることです。
ダメだったら改善して次に進む!
実験みたいなものですね笑
人生はその繰り返しじゃないでしょうか?
山あり谷あり。
たまには後ろを振り返り
腰を下ろして一休み。
そしてまた歩き出す。
過去を見る(後ろを振り返る)のは
今まで自分がやってきたこと思い出して自信を取り戻すために振り返るだけ!
あの時の自分はここまでやれたんだ、と思い起こすための着火点を探したりする。
決して、考え直したり反省しなおしたりするためのネガティブ意識ではありません。
今までの過去が存在するから、あなたはそこに居て、今のあなたが存在します。
過去のほんの一時がもし無かったら変わっていたら、大袈裟ですが今のあなたはいないと僕は思っています。
これからの僕の将来の目標は
常識を覆したい!!!!
常識にとらわれたくない。
テクノロジーが猛烈に発達している現代。今まで考えもしなかったものが生まれている。だからこそ、常識にとらわれずに人生を送りたいし、常識を覆せるようなものを全てじゃなくても作り上げたい。漠然とした目標です。
毎日を幸せに生きるためにも、今いる環境を大切にして生きていきたい。
料理人のひとりごと <毎日続けていること…>
2nd LockDownから2週間…
僕は今月8月から毎日忙しい毎日を幸せにも送ることができています。
Take away の日本懐石レストランの仕事を週5で入るようになり
Online Cooking Classも始まり
さらにPRを取るために英語学校に今はオンラインではあるけど通い始めたり。
やっぱりなんだかんだで僕は毎日忙しいほうが疲れるほうが1日1日を充実に過ごせるなと改めて感じた。なおさらこのコロナの時期に忙しくて疲れて寝れる!というのは素晴らしいことだとも思った。でも決してドMなんかじゃないよ…笑
そん中、他にもやりたいことがふえつづけている。
例えば
メルボルンに和食
ポップアップストア‼
料理の和 (輪)を広げる
YouTube‼ など
この状況下でもメルボルン、オーストラリアに滞在している日本人がいて同じように何かに取り組んでいる人が多い!すごい励ましあれる環境だし、勝手に刺激をもらっている。だからこそ今僕ができることは僕のために成し遂げたいし、何もできない期間だからこそ殻を破ることが必要な期間でもあるはず。僕が思うに、海外でコロナの状況を今も経験している人は人生においてかなりエッセンシャルなポイントになるはず。
今の僕の時間は
人生の分岐点、岐路である。
かといって毎日このようなことをひたすら続けているわけではないよ。
モーニングヨガしたり、Netflixを見たり、趣味のトランプマジックや一眼レフカメラに没頭したり、日本の友人と久しぶりに電話してみてはくだらないことで笑ったりとフリータイムも大事にしている。
フリータイムが十分に取れれば幸せや楽しさを感じる。だから仕事に対しても精神的に上手く臨める。『仕事』と『フリータイム』は密接な関係にあるからこそ僕はそこも大切に時間を僕のために使っている。
こんな感じで僕はメルボルンで毎日を暮らしている。
嫌でも人と出会えない時期だからこそ
嫌になるくらい、飽きるくらい
自分を見つめなおして、改めて自分自身で気づいてみてはどうだろう
メルボルンのコロナの状況に関してはピークを過ぎたようです。
…が、
これからもStay Home, Stay Safe, Stay Strong で力を合わせて頑張りましょう。
僕の料理を通して、何かしらの形で皆さんの力になれたら嬉しいです。
【最近よく思うこと】
あぁー、温泉入りてぇ~笑